【★和訳★】”Dog Days Are Over” -Florence + the Machine-/幸せを恐れないで、あなたにはその価値がある〜

みなさんこんにちは、Sayakaradioです。
今日はうだるような暑さの中で仕事して、レロレロになりました。
すっかり夏ですね、先週まで寒かったのが嘘のようです。
こうして四季が楽しめる日本に生まれてよかったなぁと、いろんなところに出かけたくなります。

出かけると言えば、先日久しぶりに映画を観てきました!
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
観てきましたよ〜。本当に素晴らしかった。

正直言うと去年の1月の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』以降、マーベルに疲れていました。ディズニープラスのドラマなども複雑に絡み始めて、ユニバース全体を把握しきれなくなってしまい「マーベルは良いかな」なんて思っていました。

重い腰を上げて観にいった『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
エンドゲームに負けないくらいに見応えがあって、ただ素晴らしかったです。
マーベルのキャラクターで一番好きなのはヨンドゥです。

劇中に登場する“Florence + the Machine”の、”Dog Days Are Over”
今回は頭から離れないこの曲をご紹介します。

まだ聞いたことがない方は、下のYouTubeリンクから聞いてみて下さい↓

 

【★プチ解説★】どんな曲?”Dog Days Are Over”

“Dog Days Are Over”は、イギリスのインディーロックバンドの曲です。
2008年12月にリリースされました。
全英シングル・チャートで89位に初登場し、その後トップ100圏外となります。

リードボーカルのフローレンス・ウェルチ

テレビ広告での使用などの効果でデジタルダウンロードが増加し始め、
2010年1月に全英シングル・チャートの23位に再ランクインします。
2010年3月に正式に再リリースされた後、2010年4月4日に全英シングル・チャートの24位まで上がりました。

大ヒットとは言えませんが、力強い歌声と独特な歌詞が評論家から高評価を受けていました。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』に起用され大ヒット

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.2』から6年が経過。その間に
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』を経て多くのことが起こりました。

そして『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』が、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズの最終作となります。
そのためVOLUME 3は、最後の映画として今までの数々の伏線を回収する大きな役割を持ちます。

 

そんな重要な「最後を飾る」VOLUME 3で、最後の最後に流れるのがDog Days Are Overです。
キャラクターそれぞれが自分の幸せに向かう姿を描いた重要なシーンに、ジェームズ・ガン監督が自らこの曲を採用。この曲の歌詞は彼らの行く末を的確に表現しています。

 

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【★和訳★】”Dog Days Are Over” -Florence + the Machine-

※以下はSayakaRadioの解釈による翻訳です。
厳密に正確な訳ではないことをご理解の上でご覧いただくようお願いいたします
翻訳機で見かける不自然な文にならないよう、意訳も織り込んでいます。
(なるべく脚色しないよう心がけます)

 

[Verse 1]
Happiness hit her like a train on a track
Coming towards her, stuck still, no turning back
She hid around corners and she hid under beds
She killed it with kisses and from it she fled
With every bubble, she sank with a drink
And washed it away down the kitchen sink

線路の列車のごとく 幸せが彼女に突進した
彼女に近づいてきて まだここにある
なのに彼女 角を曲がって逃げた ベッドの下に隠れた
幸せになるのが怖くて キスでごまかした チャンスから逃げたの
お酒に逃げて 彼女は泡と共に溺れた
そしてそれをキッチンで洗い流しちゃった

 

[Pre-Chorus]
The dog days are over
The dog days are done
The horses are coming
So you better run

不遇の時代は終わる
辛い日々は終わるんだ
馬たちがやってくるんだよ (※馬の蹄に取り付ける蹄鉄は、昔から幸運のシンボルとされている)
何をうかうかしているの

 

[Chorus]
Run fast for your mother, run fast for your father
Run for your children, for your sisters and brothers
Leave all your love and your longing behind
You can’t carry it with you if you want to survive
The dog days are over
The dog days are done
Can you hear the horses?
‘Cause here they come

母さん父さん 子供たちや兄弟
大切なみんなのためにも幸せになって
変な愛着や憧れは捨て去って
生き残りたいのならそんなものは置いていかなきゃ
不遇の時代は終わるよ
辛い日々はもう終わり
馬の蹄の音があなたに聞こえてる?
幸せはすぐそこまで来ているよ

 

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[Bridge]
And I never wanted anything from you
Except everything you had
And what was left after that too, oh

わたしがあなたに無理を要求したことなんてないでしょ
あなたが手に入れたものと、その後あなたが残したもの以外は
(あなたならきっとできる、だから言ってるんだよ)

 

[Verse 2]
Happiness hit her like a bullet in the back
Struck from a great height
By someone who should know better than that

幸せが彼女を襲った 背後から弾丸のように
馬鹿じゃないはずの誰かさんが
かなり高いところから撃ち抜いた

 

[Pre-Chorus]
The dog days are over
The dog days are done
Can you hear the horses?
‘Cause here they come

不遇の時代は終わる
辛い日々が終わるんだ
馬たちがやってくるから
乗り遅れないで

 

[Chorus]
Run fast for your mother, run fast for your father
Run for your children, for your sisters and brothers
Leave all your love and your longing behind
You can’t carry it with you if you want to survive
The dog days are over
The dog days are done
Can you hear the horses?
‘Cause here they come

母さん父さん 子供たちや兄弟
大切なみんなのためにも幸せになって
変な愛着や憧れは捨て去って
生き残りたいのならそんなものは置いていかなきゃ
不遇の時代は終わるよ
辛い日々はもう終わり
馬の蹄の音があなたに聞こえてる?
幸せはすぐそこまで来ているよ

 

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[Outro]
The dog days are over
The dog days are done (Here they come)
The horses are coming
So you better run (Here they come)
The dog days are over
The dog days are done (Here they come)
The horses are coming
So you better run

不遇の時代は終わる
辛い日々が終わるんだ
馬たちがやってくるから
急いだ方がいいよ
不遇の時代は終わる
辛い日々が終わるんだ
馬たちがやってくるから
急いだ方がいいよ

 

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Songwriter
Florence Welch, Isabella Summers

英語詞の引用:Genius.comより

【★まとめ★】SayakaRadioのひと言

すっごく独特な歌詞ですよね。表現の仕方がさすがアーティストという感じです。

あなたには幸せになってほしい。幸せから逃げないで。あなたならできるよ。
っていう素晴らしい言葉に、表現を加えることで深みができてます。

メロディもキャッチーで、前向きにしかなれない曲だなと思いました!

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
はおそらく今後も語り継がれる名作になると思うのですが、この曲の功績も計り知れません。

SayakaRadio

こんにちは、Sayakaradio(サヤカレディオ)です。 洋楽と歌詞の翻訳が好きな一般人です。 親の影響で物心ついた時には洋楽ばかり聞いていました。 当時もうCDやMDがあったのに、カセットテープやレコードが好きな子供でした。 小学生になり海外への憧れが芽生え、歌詞の意味を調べ始めました。 中学生になり趣味で和訳を開始し、高校卒業後は英文学科に進学。 洋楽を通して語学や文化を学ぶゼミに在籍しました。 ほぼ洋楽漬けの学生生活を終え、社会人になっても和訳を続けて早10年以上。。。 溜まった和訳は数知れず、「そうだ!せっかくなら公開しよう!」 そう思い本サイトを開設いたしました。 マイペースに更新していきます。 少しでも参考になれば嬉しいです٩( ᐛ )و