【★和訳★】 “Go the Distance” -Michael Bolton-/君の腕の中へ、英雄として辿り着くその日まで〜

こんにちは、Sayakaradioです。第102回目です。

今回は、ディズニー音楽の中でも根強い人気を誇る有名曲、
“Go the Distance”をご紹介します。
色々なバージョンがありますが、今回はMichael Boltonさん歌唱のオリジナルバージョンでご紹介します。

まだ聴いたことがない方は、下記のYouTubeリンクから再生しながら読み進めてみてください↓

【★プチ解説★】調べてみた!”Go the Distance” -Michael Bolton- はどんな曲?

出典元:https://www.rottentomatoes.com/m/hercules

“Go the Distance”は、1997年のディズニー映画『ヘラクレス』の楽曲。
劇中で主人公のヘラクレスが重要な場面で歌唱する曲です。

劇中ではヘラクレスの歌声を担当したアメリカ人俳優ロジャー・バートさんが歌唱しています。
今回ご紹介するのはアメリカの歌手Michael Bolton(マイケル・ボルトン)さんによって歌われたバージョン。こちらは映画のエンドロールで流れています。
劇中の歌唱よりもポップな印象で、彼の11枚目のスタジオアルバム“All That Matters”に収録されています。

出典元:https://www.caa.com/caaspeakers/partyHeadshot/michael-bolton.png マイケル・ボルトンさん

映画の中で、主人公のヘラクレスが自分の居場所を求め、夢に向かって旅立つシーンがあります。
そこで決意表明としておの曲が歌われており、夢を追いかける勇気を与えてくれる曲です。

作曲家のアラン・メンケンさんと作詞家のデイヴィッド・ジッペルさんは、映画のストーリーに合わせてヘラクレスの心情を表現する壮大なバラードとしてこの曲を制作しました。

力強いメロディーと感動的な歌詞が特徴で、強烈で清らかなメッセージ性があり、
壮大なオーケストラにも負けないマイケル・ボルトンさんのパワフルな歌声が、私たち聴く者の心にまっすぐ響きます。

この曲は映画の成功とともに多くの人々に愛される名曲となり、アカデミー歌曲賞、ゴールデングローブ賞主題歌賞にノミネートされました。

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【★和訳★】 “Go the Distance” -Michael Bolton-

※以下はSayakaRadioの解釈による翻訳です。
厳密に正確な訳ではないことをご理解の上でご覧いただくようお願いいたします。
翻訳機で見かける不自然な文にならないよう、意訳も織り込んでいます
(なるべく脚色しないよう心がけます)

[Verse 1]
I have often dreamed of a far-off place
Where a hero’s welcome would be waiting for me
Where the crowds will cheer when they see my face
And a voice keeps saying, “This is where I’m meant to be.”

遠く離れたこの場所からずっと夢見てきた
英雄として迎えてもらえる場所
みんなが僕を見て歓声を上げる場所を
そして心が言うんだ「行け、そこがぼくの本来の居場所だ」と

[Chorus]
I’ll be there someday, I can go the distance
I will find my way, if I can be strong
I know every mile will be worth my while
When I go the distance, I’ll be right where I belong

きっといつかそこにたどり着ける
自分を強く保てば道は見つかるはず
一歩一歩に価値があるんだ
やり切ったその時、そこが僕の本来の居場所になる

[Verse 2]
Down an unknown road, to embrace my fate
Though the road may wander, it will lead me to you
And a thousand years would be worth the wait
It might take a lifetime, but somehow I’ll see it through

運命を受け入れながら、未知なる道を進もう
どこへ続くか分からない道もきっと、きみの元へ導いてくれるから
たとえ千年かかるとしても、向かう価値がある
一生かかるかもしれないそれでも、どうにかやり遂げてみせる

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[Chorus]
And I won’t look back, I can go the distance
And I’ll stay on track, no, I won’t accept defeat
It’s an uphill slope, but I won’t lose hope
‘Til I go the distance and my journey is complete

決して振り返らない、たどり着けるはず
迷わず進む、絶対に諦めたりしない
険しい坂道でも望みを持ち続け
旅が終わるまで進み続けるんだ

[Bridge]
But to look beyond the glory is the hardest part
For a hero’s strength is measured by his heart

難しいのは、名声や称賛にとらわれず使命に目を向けること
心に誠実さや勇気を持ち、真の英雄として使命を果たそう

[Chorus]
Like a shooting star, I will go the distance
I will search the world, I will face its harms
I don’t care how far, I can go the distance
‘Til I find my hero’s welcome, waiting in your arms

流れ星のように、どんな距離も超えてみせる
本来の居場所へ向かい、あらゆる困難に立ち向かう
どれだけ遠くたって構わない、歩み続ける
僕を待ち続ける君の腕に、英雄として辿り着くまで

[Outro]
I will search the world, I will face its harms
‘Til I find my hero’s welcome, waiting in your arms

本来の居場所へ向かい、あらゆる悪に立ち向かおう
僕を待ち続ける君の腕の中へ、英雄として辿り着くその日まで

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英語詞の引用:Genius.comより

最後に一言二言三言

わたしが小さくてまだ意味をよく理解していなかった頃は「ああ良い曲だね〜」くらいの好き度だったんですが、大人になり意味を理解した後はもう!心のバイブルのような感覚で大好きな曲になりました。

聴くとたぎってしまって、胸の奥底から込み上げてくる熱い感情でグッとなります。
マイケル・ボルトンさんの、ハスキーなのに伸びが良い唯一無二の歌声がまたメッセージをスッと心に運んでくれるような感覚です。

はじめは “I can go the distance”、[Bridge]以降は “I will go the distance”。

他人から見てどう思われたいとかそんな次元ではなく、自分の中での葛藤からの覚悟までを感じる歌詞。
確固たる決意を表明するひたむきなヘラクレスのように、私も進みつづけたいと思わされます。
(すぐ歌に感化されるタイプ)

SAYAKARADIO

洋楽と歌詞の翻訳が好きな一般人です。 親の影響で、物心ついた時には洋楽を愛していました。 日本の昭和歌謡も好きです。 幼い頃、CDやMDが既にあったのに、カセットテープやレコードが好きな子供でした。 小学生になり海外への憧れが芽生え、歌詞の意味を調べ始め、 中学生になり趣味で和訳に没頭し、高校卒業後は英文学科へ。 洋楽を通して語学や文化を学ぶゼミに在籍しました。 ほぼ洋楽漬けの子供時代を終え、社会人になっても和訳を続けて早10年以上。。。 溜まった和訳は数知れず、「せっかくなら公開しよう!」 そう思い本サイトを開設いたしました。 直訳だけでぎこちない和訳ではなく、作詞者の伝えたい意味合いを伝えられるような和訳をしています。 マイペースに更新していきます。 少しでも参考になれば嬉しいです٩( ᐛ )و