出典元:https://g1.globo.com/pop-arte/musica/noticia/2021/11/08/carpenters-50-anos-depois-richard-relembra-dupla-com-a-irma-em-novo-livro.ghtml
こんにちは、Sayakaradioです。
第99回目の今回は、多くの人の洋楽の原点となる大変有名な楽曲、
Carpenters(カーペンターズ)さんの、“Yesterday Once More”をご紹介します。
まだ聴いたことがない方は、下記のYouTubeリンクから再生しながら読み進めてみてください↓
出典元:https://www.amazon.co.jp/Yesterday-Once-More-Carpenters-Reader/dp/1613744145
“Yesterday Once More”は、アメリカのポップデュオ Carpenters(カーペンターズ) の楽曲です。1973年にリリースされました。
全米Billboard Hot 100で2位、全英シングルチャート2位、日本のオリコン洋楽チャート1位を獲得した大ヒットソングで、Carpentersの代表曲です。
“Yesterday Once More” は、「過去の思い出に浸る感情」をテーマにした楽曲です。
「ラジオで街中でお気に入りの曲が流れるたび、幸せだったあの頃を思い出す」
「あの時の気持ちが、音楽とともに蘇る」
「どんなに時が経っても、この思い出は色褪せない」
誰もが持つエモーショナルで切ない感情を揺さぶる名曲です。
ノスタルジックなメロディーと、ボーカルのカレンさんの温かく切ない歌声にのせて、多くの人が持つ「懐かしさ」が情感たっぷりに表現されています。
カーペンターズの二人は幼少期にラジオをよく聴いており、特に1950年代~60年代のオールディーズ音楽が好きだったそう。
その影響から、「懐かしい曲を聴くことで蘇る思い出」をテーマにしたこの曲が作られました。
兄のリチャードさんはこの曲でよりノスタルジックな雰囲気を出すために、流れるようなメロディを意識して作曲を行い、美しいストリングスのアレンジを施しました。
また、カレンさんの声がよりエモーショナルに切なさを帯びて響くよう、繊細な録音とミキシングを行いました。
※以下はSayakaRadioの解釈による翻訳です。
厳密に正確な訳ではないことをご理解の上でご覧いただくようお願いいたしま
翻訳機で見かける不自然な文にならないよう、意訳も織り込んでいます。
(なるべく脚色しないよう心がけます)
[Verse 1]
When I was young, I’d listen to the radio
Waitin’ for my favorite songs
When they played, I’d sing along
It made me smile
幼かった頃、ラジオに耳を傾けて
お気に入りの曲が流れるのを待ってた
曲がかかると、一緒に歌ったりして
それが楽しくて笑顔になれたの
[Pre-Chorus 1]
Those were such happy times
And not so long ago
How I wondered where they’d gone
But they’re back again
Just like a long-lost friend
All the songs I loved so well
あの頃はなんて幸せな時間だったろう
そんなに遠い話じゃないのに
どこへ行ってしまったかと思っていた思い出
またここに戻ってきたの
まるで久しぶりに会う友達のように
本当に大好きだったあの曲たちが
[Chorus 1]
Every “sha-la-la-la”
Every “whoa, whoa-oh” still shines
Every “shing-a-ling-a-ling”
That they’re starting to sing so fine
When they get to the part
Where he’s breaking her heart
It can really make me cry
Just like before, it’s yesterday once more
(Shoobie-doo, lang, lang)
(Shoobie-doo, lang, lang)
すべての「シャララ」も「ウォウウォウ」も
変わらず輝いてる
どんな「シンガリンガリン」も
彼らが歌い始めると、とても心地よく響くの
彼が彼女の心を傷つける
そんな歌詞にさしかかれば
自分のことのように涙がこぼれそうになる
昔と変わらない、まるで昨日のことのようね
[Verse 2]
Lookin’ back on how it was in years gone by
And the good times that I had
Makes today seem rather sad
So much has changed
どんなふうに楽しい時を過ごしてきたか
どんなふうに過去を作ってきたかを思い起こすと
今日という日が少し切ないものに思えるの
だってあまりにも多くのことが変わってしまったから
[Pre-Chorus 2]
It was songs of love
That I would sing to them
And I’d memorize each word
Those old melodies
Still sound so good to me
As they melt the years away
あれは愛の歌だった
私は一緒に口ずさんで
歌詞はすべて覚えていたわ
あの懐かしいメロディーは
今も変わらず素晴らしい響きで
長年の時を越えて心に沁みるの
[Chorus 2]
Every “sha-la-la-la”
Every “whoa, whoa-oh” still shines
(Only oldies, but goodies)
Every “shing-a-ling-a-ling”
That they’re starting to sing so fine
All my best memories
Come back clearly to me
Some can even make me cry
Just like before, it’s yesterday once more
(Shoobie-doo, lang, lang)
すべての「シャララ」も「ウォウウォウ」も
変わらず輝いてる
(懐かしい数々の名曲)
「シンガリンガリン」
心地よく響くあのメロディーが
わたしの素敵な思い出すべてを
鮮やかに蘇えらせる
時には涙がこぼれるほどに
変わらない、まるで昨日のことのように
[Outro]
Every “sha-la-la-la”
Every “whoa, whoa-oh” still shines
Every “shing-a-ling-a-ling”
That they’re starting to sing so fine
Every “sha-la-la-la”
Every “whoa, whoa-oh” still shines
Every “shing-a-ling-a-ling”
That they’re starting to sing so fine…
すべての「シャララ」も「ウォウウォウ」も
変わらず輝いてる
どんな「シンガリンガリン」も
彼らが歌い始めると、とても心地よく響くの
すべての「シャララ」も「ウォウウォウ」も
変わらず輝いてる
どんな「シンガリンガリン」も
彼らが歌い始めると、とても心地よく響くの
突然の原点回帰で、カーペンターズさんの和訳を!
カレンさんの温かく澄んだ歌声は聴く人の心にじんわり響く不思議な力が宿っていると感じます。
この曲はメロディーがシンプルでありながら、どこか切なさを感じさせる感情を揺さぶるテクニックを感じます。ゆったりとしたテンポや柔らかいコーラスが、楽曲に心地よい響きを与えていて、
何度聴いても飽きることなく、むしろ聴くたびに新しい感情に出会えるような気持ちにもなります。
歌詞の内容は、かつて夢中だったお気に入りの曲をふいに聞いて感じた懐かしさ。
ただの思い出話ではなく「変わってしまった今」と「輝いていた過去」を対比していて、時の流れの切なさを表現しています。
その思い出される過去が、今もなお変わらず美しく輝いていることを伝え、聴く人の心をじゅわっと温かくしてくれる曲です。
音楽の持つ力を再認識させてくれる一曲だと感じました。