こんにちは、Sayakaradioです。
今回は、ロックの王様ことElvis Presley(エルヴィス・プレスリー)さんの
“Can’t Help Falling in Love” をご紹介します。
邦題は「好きにならずにいられない」です。
まだ聴いたことがない方は、下記のYouTubeリンクから再生しながら読み進めてみてください↓
【★プチ解説★】”Can’t Help Falling in Love” はどんな曲?
![Elvis Presley Discography | Discogs](https://i.discogs.com/DSP1fcKORjkhWRI8y8Gkmym37qTsVUHoWHZyugjAPc4/rs:fit/g:sm/q:90/h:600/w:462/czM6Ly9kaXNjb2dz/LWRhdGFiYXNlLWlt/YWdlcy9BLTI3NTE4/LTE2MjI0MDE5MDkt/NTkxOC5qcGVn.jpeg)
出典元;https://www.discogs.com/ja/artist/27518-elvis-presley
“Can’t Help Falling in Love”は、アメリカの歌手エルヴィス・プレスリーさんの楽曲です。
1961年11月22日にリリースされました。
アルバム “BLUE HAWAII” に収録されています。
1962年にイギリスシングルチャートでトップとなり、4週間にわたり1位を記録。
アメリカでもビルボードHOT100で2位を記録。アダルトコンテンポラリーチャートでは6週間1位を記録しました。
アメリカレコード協会(RIAA )によってプラチナ認定されており、アメリカでの売上は100 万枚を超えています。
彼の最も愛されている曲の1つで、ラブバラードのスタンダードと称されるほど王道中の王道のラブソングです。
反対を押し切ったエルヴィス・プレスリーに拍手を
“Can’t Help Falling in Love”を作ったのは、 Hugo Peretti(ウーゴ・ペレッティ)さん, Luigi Creatore(ルイージ・クリエータ)さん, George David Weiss(ジョージ・デヴィッド・ワイス)さん。
この3人の巨匠は以前にもエルヴィスさんのシングル“Wild in the Country”を作った実力派。
彼らは一緒にエルヴィスさん主演の映画”BLUE HAWAII”のために“Can’t Help Falling in Love”を書き上げました。
![](https://mion.tokyo/cdn/shop/products/NjMtNTI4NC5qcGVn.jpg?v=1698425277&width=500)
出典:https://mion.tokyo/zh/products/2479580018
メロディは1784年のフランスの人気曲“Plaisir d’amour”をベースに作られたそう。
(Plaisir d’amour は「愛の喜び」を意味します)
歌詞は、当初女性目線だったそうですが、映画でエルヴィスさんが歌うため男性目線になったそうです。
完成した“Can’t Help Falling in Love”のデモを聴いた映画”BLUE HAWAII”のプロデューサーは、なんと曲を気に入らなかったそう。
劇中でこの曲を使用しないようにエルヴィスさんに頼んだそうですが、エルヴィスさんはそれを押し切って歌うことを主張しました。
映画”Blue Hawaii”の”Can’t Help Falling in Love”のシーン↓
結果として、映画のプロデューサーの意見に反し、この作品は大ヒット。
現代でも多くの歌手にカバーされ受け継がれる、クラシックラブソングの定番となりました。
エルヴィス・プレスリーさんの1960年代後半から1970年代にかけてのライブパフォーマンスでは、この曲はフィナーレで演奏されていたそう。
エルヴィスさんがいかにこの曲を大切にしていたのかがわかります。
愛を的確にシンプルに捉えた歌詞
歌詞には、男性が愛する女性に対して抱く深い感情が書かれています。
冒頭の「賢者は言う、急ぐのは愚か者だけだと」という始まりは、「自分が衝動的に恋に落ちているとを頭では分かっている」ことを表しています。
それでも彼は抗うことができません。
なぜなら、川が必ず海へ向かうのと同じように、彼の彼女への想いも必然だから。
自分は強い愛を抱いており、強い愛の前では理性など無力であることを歌っています。
恋の初めに焦点を当てていますが、「僕の手を取って、人生を引き受けて」という言葉が続くように、この歌では長期的な誓いも書かれています。
シンプルな歌詞ですが、とても力強い愛が響く名曲で、結婚式にもピッタリです。
【★和訳★】 “Can’t Help Falling in Love” -Elvis Presley-
※以下はSayakaRadioの解釈による翻訳です。
厳密に正確な訳ではないことをご理解の上でご覧いただくようお願いいたします
翻訳機で見かける不自然な文にならないよう、意訳も織り込んでいます。
(なるべく脚色しないよう心がけます)
[Verse 1]
Wise men say
“Only fools rush in”
But I can’t help
Falling in love with you
賢い人は言う
突っ走るのはバカだけだと
でも僕にはとめられそうもない
きみと恋に落ちてしまうのを
[Verse 2]
Shall I stay?
Would it be a sin
If I can’t help
Falling in love with you?
僕は止まるべきなのかな
これは罪深いことなのかな
もし僕がきみに恋に落ちてしまうのを
とめられなかったとしたら
[Chorus]
Like a river flows
Surely to the sea
Darling, so it goes
Some things are meant to be
川が必ず
海へと流れてくように
愛しいきみ、そういうことさ
どんなことにも運命があるんだ
[Verse 3]
Take my hand
Take my whole life, too
For I can’t help
Falling in love with you
僕の手を取って
僕の人生を預かってくれ
なぜなら僕はきみと恋に落ちるのを
止めることができないから
[Chorus]
Like a river flows
Surely to the sea
Darling, so it goes
Some things are meant to be
川が必ず
海へと流れてくように
愛しいきみ、そういうことさ
どんなことにも運命があるんだ
[Outro]
Take my hand
Take my whole life, too
For I can’t help
Falling in love with you
For I can’t help
Falling in love with you
僕の手を取って
僕の人生を預かってくれ
なぜなら僕はきみと恋に落ちるのを
止めることができないから
なぜなら僕はあなたと恋に落ちるのを
止めることができないから
Songwriters
Hugo Peretti, Luigi Creatore, George David Weiss
【★まとめ★】SayakaRadioのひと言
大スターの大ヒット曲です。
ご本人が亡くなってどれだけ日が経とうとも、この曲の人気は衰える様子はありません。
彼wお知らない人でも、一度耳にすればこの曲の素晴らしさの虜になるでしょう。
若い世代をも虜にして、さらにその次の世代にも愛される名曲。
ロマンスの始まりを的確に捉えた歌詞はほとんど全員が共感できる歌詞ではないでしょうか。