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【★和訳★】Band on the Run -Paul McCartney&Wings/自由を求めてどこまでも〜

1974年

こんにちは。ただ今ドミノピザのストロベリーシェイクをチューチュー中のSayakaRadioです。
みなさんはドミノピザのシェイク飲んだことありますか?
驚くほど美味しいですよ。特にストロベリー。
(ドミノピザの回し者ではございません笑)

さて今回ご紹介する洋楽は、
Paul McCartney&Wingsの”Band on the run”です。

私が死ぬ前に聴きたいと思う大好きな曲5選に入る名曲です。要チェック!

まだ聴いたことがない方は、下記のYouTubeリンクから再生しながら読み進めてみてください↓

 

【★プチ解説★】調べてみた!”Band on the run” はどんな曲?

“Band On The Run”は、イギリスとアメリカのロックバンド”Paul McCartney and Wings”による曲です。

1973年のアルバム”Band On The Run”に収録されたアルバムと同名のシングルです。

アメリカでは1974年4月、イギリスでは1974年6月にシングルリリースされました。
1974 年の間にアメリカで100万部以上を売り上げました。
(スゴい!!!)

 

ボーカルは元ビートルズ、ポール・マッカートニー

誰もが知るバンド、ビートルズ。
あの有名なジョン・レノンとともに作詞作曲ボーカルを担当したのはベーシストのポール・マッカートニーです。
彼がビートルズの解散後、次の活躍の場であるバンド”The Wings”でリリースしたのがこの曲です。

ポールとジョン

ビートルズの解散後メンバーは個々で華々しく活躍しますが、ポールはいまいちパッとせず。
評価の低い数年を送り、その為このアルバムもあまり当時は期待されていなかったそう。

ですが、アルバム”Band On The Run”の素晴らしい出来栄えにより、世間からの評価は変わります。ジョン・レノンからも「素晴らしい曲と素晴らしいアルバム」と称賛されました。

 

脱獄がテーマの曲が強盗に遭う!?

ポール・マッカートニーはナイジェリアのラゴスで”Band On The Run”のレコーディング滞在。
その間になんと強盗に遭います。

奥さんのリンダと車に乗っているときナイフを突きつけられ、デモ録音を盗まれたため後に曲を思い出しながらまた一から書き直したそうです。

“牢獄からの脱走”がテーマのこの曲に、強盗に遭ってデモテープが盗まれる逸話。
なんだかすごいですね。

ちなみに強盗に遭ったとき一緒にいた奥さんのリンダ。
彼女もこのアルバムで制作に携わっています。
それどころかほとんどの曲の作詞作曲がポールとリンダの共作です。

夫婦揃って天才!

 

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構成がスゴい!組曲

この曲は一度聞くと病みつきになるのですが、その理由はなんといっても曲の構成。

バラードで始まり、ロックンロールに変わり、フォークに終わると言いますか。
3つの異なる曲調を組み合わせているので、途中途中で曲の雰囲気がガラリと変わります。

この曲は紛れもなく、ビートルズ解散後のポールの最高傑作です。

 

【★和訳★】”Band On The Run”

※以下はSayakaRadioの解釈による翻訳です。
厳密に正確な訳ではないことをご理解の上でご覧いただくようお願いいたします
翻訳機で見かける不自然な文にならないよう、意訳も織り込んでいます。
(なるべく脚色しないよう心がけます)

 

Stuck inside these four walls
Sent inside forever
Never seeing no one nice again
Like you
Mama, you
Mama, you

閉じ込められて身動き取れない
永久に牢に突っ込まれたままさ
母さんみたいな善良な人間には 二度と会えない
母さんみたいな人には
母さんにも

 

If I ever get out of here
Thought of giving it all away to a registered charity
All I need is a pint a day if I ever get out of here
If we ever get out of here

もしこっから出られるなら
持ち物は全部くれてやる
慈善団体に寄付するさ
1日1パイントの酒nそれだけありゃ充分
もし俺がこっから出られたら
もし俺らがこっから逃げられたら

 

Well, the rain exploded with a mighty crash
As we fell into the sun
And the first one said to the second one there
“I hope you’re having fun”

爆発かってくらい激しい雨が突然降りしきった
だから俺ら 太陽の下に転がり出た
そのとき先頭の奴が後ろに言ったんだよ
「さあ楽しもうか」

 

Band on the run
Band on the run
And the jailer man and Sailor Sam
Were searching everyone
For the band on the run
Band on the run
For the band on the run
Band on the run

囚人の連中 逃走中
皆んなで逃げまくる
看守と水夫のサムは
俺ら全員をくまなく探していた
囚人たちが 逃走中
皆んなで逃げまくる
囚人連中 逃走中
皆んなで逃げまくる

 

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Well, the undertaker drew a heavy sigh
Seeing no one else had come
And a bell was ringing in the Village Square
For the rabbits on the run

葬儀屋は深い深いため息をついた
誰ひとり来ないのが分かったからだ
村の広場で警告の鐘が鳴ったんだ
脱走中の俺らウサちゃんのせいでな

 

Band on the run
Band on the run
And the jailer man and Sailor Sam
Were searching everyone
For the band on the run
Band on the run
Yeah, the band on the run
Band on the run
Band on the run
Band on the run

囚人の俺たち 逃走中
皆んなで逃げまくる
看守と水夫のサムは
俺ら全員をくまなく探していた
囚人 逃走中
皆んなで逃げまくる
囚人 逃走中
皆んなで逃げまくる

 

Well, the night was falling as the desert world
Began to settle down
In the town they’re searching for us everywhere
But we never will be found

夜が更けて 砂漠一帯が落ち着いてきた
町では奴らが そこらじゅうを嗅ぎ回ってる
だが俺ら見つかりっこないのさ

 

Band on the run
Band on the run
And the County Judge, who held a grudge
Will search forevermore
For the band on the run
Band on the run
Band on the run
Band on the run

囚人の連中 逃走中
皆んなで逃げまくる
恨み節を言ってた田舎の裁判官も
探し続けるだろうよ
見つかりっこない俺らをさ
囚人の俺たち 逃走中
皆んなで逃げまくる

 

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Songwriters
Paul McCartney, Linda McCartney

 

英語詞の引用:Genius.comより

 

【★まとめ★】SayakaRadioのひと言

個人的に組曲形式の曲が大好きなのですが、この曲は特にイチ推しです。
曲調も歌詞もかっこ良いですし、ドライブにもってこいです。

わたしはいつもちょっとワルになったような気持ちでサングラスなんかかけちゃったりしてノリノリで聴いてます。

歌詞を読み進めると、最初は「村」なのに次は「町」なんです。
囚人たちが順調に先に進んでいる姿を想像してなんだかクスッとしちゃいます。

そしてそして、個人的に何より最高だと思うのがジャケット写真。↓

まさに囚人脱走中ですね。
ライト当てられちゃってるし、全然逃げ切れてないのはご愛嬌。
ほんと可愛らしい連中です。

いかがでしたか?
名曲 “Band On The Run”。自由を求めて生きたい人間の性を感じさせる素晴らしい曲でした。
あっぱれ。

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