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【★和訳★】 “Evermore” -Dan Stevens-/自分を犠牲にして自由を与えた、本当の愛

2010年代

こんにちは、SayakaRadioです。
肩甲骨の内側に何かとてつもない異変を感じながら、自分に鞭を打ってこのページを更新しています。
と、大袈裟に表現していますが笑
食欲あるので全然大丈夫です😁

さて今回はディズニー実写版映画『美女と野獣』より、
Dan Stevensさんの”Evermore” をご紹介します。

まだ聴いたことがない方は、下記のYouTubeリンクから再生しながら読み進めてみてください↓

 

【★プチ解説★】どんな曲?”Evermore”

この曲はディズニー実写版映画『美女と野獣』(2017年)のために、
作曲家のアラン・メンケン、作詞家のティム・ライスによって書かれた曲です。
実写版のために制作された曲であり、1991年のオリジナルアニメーション映画にはこの曲は登場しません。

この曲を歌うのは映画で野獣役を務めたイギリス人俳優ダン・スティーヴンスです。
彼が歌う”Evermore”は映画のサウンドトラックに収録されています。

ただ、この曲はシングルリリースもされていますがシングル版は別人のアメリカ人歌手ジョシュ・グローバンが歌っています。
映画でも、エンドロールはジョシュ・グローバンのカバーが流れます。

シングル版を歌うジョシュ・グローバン

歌詞は、真実の愛、失恋、孤独、犠牲などをテーマとしたもの。
野獣は主人公のベルを囚人として一緒に城に住まわせますが、採取的には村に戻って父親を助けようとするベルを解放します。
その直後に歌うのが”Evermore”です。

彼女を解放すれば真実の愛を失い、自分が人間に戻れるチャンスが消える。
それを知りながらも野獣は彼女を解放します。

それは紛れもなく野獣が彼女を愛しているから。
自分がベルを愛していることに気づき、彼女の幸せと引き換えに自分の幸せを犠牲にしたのです。

野獣はオリジナルのアニメ版では全然歌いませんが、この瞬間こそは映画の中で野獣が歌うのにふさわしい唯一の瞬間である。製作陣はそう判断してこの曲を作りました

野獣が「ベルはもはや自分にとって囚人ではない」と気づく極めて重要なシーンで、この名曲が演奏されるのです。

 

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【★和訳★】 “Evermore” -Dan Stevens-

※以下はSayakaRadioの解釈による翻訳です。
厳密に正確な訳ではないことをご理解の上でご覧いただくようお願いいたします
翻訳機で見かける不自然な文にならないよう、意訳も織り込んでいます。
(なるべく脚色しないよう心がけます)

 

[Verse 1]
I was the one who had it all
I was the master of my fate
I never needed anybody in my life
I learned the truth too late
I’ll never shake away the pain
I close my eyes but she’s still there
I let her steal into my melancholy heart
It’s more than I can bear

私はすべてを手にしていた
すべてが自分の意のままだった
他人なんて必要ないと思い生きてきた
真実を知るのが遅すぎたのだ
今後この痛みを振り払うことなどきっとできない
ああ 目を閉じると彼女がまだここにいるようだ
塞ぎ込んだこの心に彼女が入り込むのを 私は受け入れた
全く苦にならなかった

 

[Chorus]
Now I know she’ll never leave me
Even as she runs away
She will still torment me
Calm me, hurt me
Move me, come what may
Wasting in my lonely tower
Waiting by an open door
I’ll fool myself, she’ll walk right in
And be with me for evermore

彼女はこの先ずっと私のそばにいる
たとえ彼女が遠くへ逃げて ここにはもう居なくとも
彼女はこれからも私を苦しめて
なだめて 傷つけて
感動させてくれるだろう どんなことがあろうとも
この孤独の塔で無駄を過ごしながら
またドアが開くのを待ってしまう
自分をごまかそう 彼女がドアから入ってくるのだと
そして永遠に私と共に過ごしてくれるのだと

 

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[Verse 2]
I rage against the trials of love
I curse the fading of the light
Though she’s already flown so far beyond my reach
She’s never out of sight

この愛の試練に怒りが収まらない
灯りが消えていくのを呪う
彼女はすでに手の届かないところへ飛び去った それでも
私の視界から消えることはないだろう

 

[Chorus]
Now I know she’ll never leave me
Even as she fades from view
She will still inspire me
Be a part of everything I do
Wasting in my lonely tower
Waiting by an open door
I’ll fool myself, she’ll walk right in
And as the long, long nights begin
I’ll think of all that might have been
Waiting here for evermore

彼女はこの先ずっと私のそばにいる
たとえ彼女がここに居なくて 目には見えないとしても
彼女はこれからも私に感銘を与えて
私の経験すべてに関わるだろう
この孤独の塔で無駄を過ごしながら
まだドアが開くのを待ってしまう
自分をごまかそう 彼女がドアから入ってくるのだと
長い長い 明けない夜が始まる
彼女と過ごせたかもしれないすべての幸せを想い
永遠にこの場所で待ち続けよう

 

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Lyrics by Tim Rice

英語詞の引用:Genius.comより

【★まとめ★】SayakaRadioのひと言

この映画を見たとき、もう涙を堪えるのが大変だったのを思い出します。
映画館で観ていたので横に人がいるのに、涙と鼻水でげちょげちょになりながらこの”Evermore”に聴き入りました。

元は超傲慢だった王が、自分を命を犠牲にしてまで愛する女性に自由を与えるまでに成長していく様子がグッとくるものがあります。

この先の人生、ずっと聴き続ける名曲です。

 

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